スポーツジムに通い始めた人によくあるのが、ジム通いが面倒になってしまった…長続きしなくてやめてしまった…というものです。入会してすぐにやめてしまう人も多いようです。ではなぜジム通いが続かないのか、その理由やジム通いを長続きさせるコツなどについて解説します。

ジム通いが長続きしない人の特徴

まず、ジム通いが長続きしない人の特徴についてです。自分に当てはまっていないかどうか、チェックしてみてください。

具体的な目標がない

ジム通いが長続きしないのは、具体的な目標がないため効果的なトレーニングができない人です。なんとなくトレーニングしているため、効果が出ないとやる気を失ってジムをやめてしまいます。なんとなくジムに行っている人は、どういった体系になりたいかなど目標を決めて、目標にしたがってトレーニングをするとよいでしょう。

ジム通いが習慣づいていない

ジム通いが長続きしないのは、ジムに通う優先純度が低いため習慣化せず、今日は行かなくてもいいか…とすぐ思ってしまう人です。長期間ジムに通っている人は、ジム通いが習慣化して、生活に組み込まれた人です。そのため、ジムに行きはじめた人は、習慣化するまでとりあえずしばらく通ってみることをおすすめします。

アクセスが悪い

自宅から遠いところにジムがある場合、長続きしない場合が多いです。設備がよくても、家から遠いと雨の日や仕事帰りなどに行く確率が減り、どんどん行かなくなってしまう可能性があるので、アクセスのよいジムを選びましょう。

すぐ効果を期待する

トレーニングをはじめたらすぐ効果が出ると思っている人は、思ったように効果が出ないとやる気を失ってジムをやめてしまいがちです。運動習慣がない人がトレーニングをはじめても、すぐに効果は表れません。3か月ほどは様子を見ることが大切です。

ジム通いが続かない理由

体を動かしたくてジムに入会したはずなのに、「なぜかやる気が出ない」「なんだか楽しくない…」なんてことはありませんか？なぜジム通いが続かないのか、よくある理由をまとめました。

分からないことが多いから

「ジムはマシンの利用の仕方が分からない」「何をしたらいいのか分からない」という人がいます。そういった人は、マシンの効果があまり出ないためジムをやめてしまいます。スタッフにきちんとマシンの利用の仕方を聞いてからトレーニングするようにしましょう。効果が出ればジムに通うのが楽しくなってくるはずです。

スポーツに苦手意識があるから

もともとスポーツが苦手なので、自分がトレーニングをしているところを見られたくない、恥ずかしいと思ってしまう人がいます。こういった人は、スタッフに積極的に質問しづらく、自分のトレーニングの仕方は間違っていないか、変じゃないかなど周りを気にしすぎるようになってしまい、トレーニングがストレスになってしまいます。

仕事が忙しい

社会人がジム通いをしなくなる理由は、仕事が忙しくジムに通う時間がなくなるからです。また、限られた仕事以外の時間の中で、ジムに行く優先順位が低いとジムに行かなくなってしまいます。ジムを長続きさせたい場合は、金曜日の夜は絶対行く、土日のどちらかは絶対行くなどのルールを決めておくとよいでしょう。

生活的に苦しくなった

ジムは毎月1万円前後の出費がかかります。そのため、あまり行かないのに費用を払っているとそれがストレスになりジムをやめてしまいます。

ジム通いを継続させる方法

ではジム通いを継続させるにはどんな方法があるのでしょうか？ジムに対するモチベーションが上がらない方は、以下の方法を試してみてください。

分からないことは聞く

自己流でトレーニングをすると、正しいフォームでトレーニングできておらず、その結果効果が出ないのでモチベーションが下がってしまいます。そのため、分からないことはスタッフに聞いてみましょう。マシンの正しい使い方や、効果的なメニューを教えてもらうことでやることが明確になると、やる気も出やすくなります。自分から人に話しかけるのが苦手な人は、有料のパーソナルトレーニングを頼んでみたり、ジムが空いていてスタッフの手が空いている時間を狙って質問してみたりするとよいでしょう。

楽しくなるように工夫する

ジム通いを長続きさせるには、自分が楽しめるように工夫することも大切です。激しい筋トレが苦手な方は、ヨガやエアロビクスなどのプログラムに参加してみるとよいでしょう。先生や同じプログラムに参加している人と仲良くなり顔見知りが増えると、ジムに通うのが楽しくなってきますよ。

また、ランニングマシンやクロストレーナーなどの有酸素運動のマシンはテレビやスマートフォンを見ながら利用できる場合が多いです。そのため、自分のお気に入りの映像を見ることで長時間利用しやすくなります。

具体的な目標を持つ

人間は、小さな目標を達成できると成長を実感しやすいです。そのため、ハードルの低い目標をかかげることでジム通いが続けやすくなります。たとえば、体重だけをみると、筋肉や体脂肪のバランスを見なければいけないので、ひとまず体脂肪ダウンのみの目標をかかげてトレーニングする。数字の目標が好きではない場合は、この曜日のこの時間に行く、このプログラムは出席するなどスケジュールの目標を決めてしまうと通いやすくなります。

まとめ

ジムに通っていると、「雨の日が続いた」「体調を崩した」「先週は1回も行けなかった…」など、ちょっとしたきっかけでジム通いに対するモチベーションが下がってしまいます。そうするとどんどん行きづらくなってしまうので、具体的な目標を立てたり、楽しみを見つけたりして自分のモチベーションを保つことが大切です。無理のない範囲で、楽しくジム通いを習慣化してみましょう。

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